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フィルフリーク



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フィルフリーク

ワンルームヒストリー

Lyricist:松本幸子・広瀬燈喜
Composer:松本幸子・広瀬燈喜

2人の為の 部屋の灯りは
灯されはしないけど
赤い丸つけた 壁のカレンダー
寂しそうに見える
心をずっと 独り占めして
本当にごめんね
口紅の色がそんなにも
濃くなっていたんだね

大声で笑うとこも
あくびをする顔も
今 目の前には無いけど
髪に触れる
白い雪が綺麗すぎたんだ
忘れられそうもないから

雪が降って君を思い出す
積もった思いは溶けだす
薄れていく記憶 心に残ったままで
寒いねって君が笑い出す
かじかんだ心が解け合う
そんな日々が懐かしい

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飲みかけの紅茶 寂れたギター
埃まみれの靴
破れたレシート
脱いだままのシャツ 君の匂い

この部屋も君の事も残っているから
今夜は冷えたな
季節外れの 初雪が 僕の街に降った
君の住む街は どうだい?

君が笑っていればいいんだよ
幸せならそれが全てだよ
その横に僕が似合わなかっただけだ
2人で買った 家のシャンプーが
1人だと少し 多いから
君の匂いが抜けない

夢が叶って君が笑ってる
画面越しでそれを知る僕
左手の薬指が気にはなるけど
雪が降って君を思い出す
この部屋にはもう
さよならしようかな
今宵も雪が綺麗だ